【iPhone7/iPhone7 Plus】 最新機能のまとめ

9月に発売されたiPhone7/iPhone7 Plus。
毎回新作が発売される度に賛否両論がありますが、
今回のiPhone7はどうでしょうか。

新しくなった機能やデザインはどんなものか、調べてみました。

■デザイン
iPhone7/7 Plusでは、従来機種で特徴的だった背面を
横切るアンテナラインの位置を、上下のふち沿いに変更しています。

背面.png
apple公式サイトより引用

カラーバリエーションによってアンテナラインの色も異なり、
ゴールドやローズゴールドではよく目立つ白い線となっていますが、
シルバーは控えめなグレーに、新色のジェットブラックやブラックは
黒に近い暗い色のため、アンテナラインがあるのかわからないような
デザインになっています。

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■カラー

iPhone7/7 Plusでは、新たなカラーバリエーションとして、
光沢のあるジェットブラックと、マット仕上げのブラックが
追加されました。従来のシルバー、ゴールド、ローズゴールドと
あわせて、5色の展開となります。

カラー.jpg
apple公式サイトより引用

発表会後にハンズオンした海外メディアの記者によると、
ジェットブラックは懸念されていた通り、指紋がつきやすく、
また傷もつきやすいことが報告されています。


■ディスプレイ、端末サイズ

iPhone7/7 Plusのディスプレイと端末サイズは、
iPhone6sおよびiPhone6s Plusとまったく同じ解像度、
サイズとなっていますが、ディスプレイは広色域で
従来のものより25%明るくなっています。
また3D Touchにも対応しています。

ディスプレイ.jpg
apple公式サイトより引用

■システムチップ・バッテリー

iPhone7/7 Plusに搭載されるA10 Fusionチップは、
新しい4コア設計を採用し、iPhone6の最大2倍の速さで
動作するコア、また5分の1の電力で動くコアなど、
パフォーマンスと効率に優れた構成のチップです。

この効率の良さが次の充電までの時間に余裕を生み出し、
バッテリー駆動時間の延長に成功しています。
iPhone6s/6s Plusと比較すると、iPhone7は最長2時間、
iPhone7 Plusは最長1時間、長くなっています。

発売直前の9月13日に報じられたベンチマークテストによると、
iPhone7/7 Plusに搭載されているA10 Fusionチップは周波数が
2.33Ghzで、iPhone6s/6s PlusやiPhone SE搭載のA9チップの
1.85Ghzと比較すると、大幅な数値向上となります。

■ストレージ

徐々に大容量化してきたiPhoneシリーズのストレージ容量ですが
iPhone7/7 Plusでは16GBからではなく32GBからに、
また最大容量も256GBとなりました。
つまり、32GB、128GB、256GBの3つのラインナップとなります。

なお新色であるジェットブラックでは、32GBは設けられず、
128GBと256GBでの展開となります。

■カメラ

iPhone7/7 Plusで大きく進化を遂げたのがカメラ性能です。
iPhone7には、メインカメラとして、従来よりも少し大きくなった
iSightカメラが搭載されました。6枚構成のレンズで1,200万画素、
f値1.8で、最大5倍のデジタルズームにも対応します。
光学式手ぶれ補正のほか、広色域キャプチャなどの新機能も搭載されています。

一方iPhone7 Plusには、メインカメラとして、それぞれ1,200万画素の
2基のカメラが搭載されています。
広角カメラと望遠カメラの組み合わせにより、2倍の光学ズームと、
最大10倍のデジタルズームに対応しています。

これらのスペックアップに加え、Appleが独自開発した
画像信号プロセッサ(ISP)と、まもなく登場する新しい
被写界深度エフェクトにより、今までよりも美しい写真が
素早く撮影できるようになります。

■ホームボタン

iPhone7/7 Plusでは物理的なホームボタンは廃止され、
フロントパネルに埋め込まれたタッチ式のホームボタンが採用されました。

耐久性が高く、反応良く圧力を感知するように設計されたボタンで、
新しいTaptic Engineと連携します。ボタンを押すと触覚的な反応を
正確に返す仕組みですが、発表会後にさっそく実機をさわった
海外メディアの記者たちは、慣れ親しんだ物理的なホームボタンの
感覚とは異なると、タッチ式ホームボタンに不思議な感覚を覚えているようでした。

指紋認証システムTouch IDは、物理的なホームボタンじゃなくなっても健在です。
これまでと同じように、速く動く指紋認証センサーを使い、iPhoneのロックを簡単に解除できます。

■防沫・耐水・耐塵

iPhoneシリーズにおいて、常にユーザーの希望する機能として
上位にあったのが「防水」機能です。ついにiPhone7/7 Plusにおいて、
公式に耐水性能、そして防沫・耐塵性能が搭載されました。
完全防水ではないものの、多少の水は怖くないレベルとなっています。

iPhone7/7 Plusにおける防沫・耐水・耐塵性能はIP67という規格です。
これは、耐塵においてはもっとも高い等級である「粉塵が内部に侵入しない」
という耐塵型、そして耐水面では、0~8等級のうち7等級にあたる、
「水中への浸漬に対する保護」という性能で、規定の水圧、時間で
水中に浸漬しても、有害な影響を受けない―とされています。

■コネクタ・イヤホン

iPhone7/7 Plusでは、ヘッドホン端子が廃止され、
これまで端子があった箇所はスピーカーとなりました。
これによりステレオスピーカーが実現し、従来機種よりも
迫力のある、大きな音量で再生できるようになりました。

iPhone7/7 Plusで音楽を聞いたり、ハンズフリーで
通話する場合は、新たに同梱されるLightning接続タイプの
有線イヤホンEarPods、または3.5mmイヤホン端子アダプタを
使ってLightning接続する、という選択肢があります。

さらに、Appleが同時に発表したワイヤレスイヤホンAirPodsを
使うのも良いでしょう。AirPodsは、充電が可能な専用ケースとともに
利用し、すべてのApple製端末と簡単に接続できる仕組みになっています。

このAirPodsはSiriとも連動します。左右どちらかのAirPodを
ダブルタップするとSiriが起動し、Siriを通じて電話をかけたり、
プレイリストを選んだり、音量をコントロールしたり、
目的地へのルートを検索できます。

ステレオ.jpg
apple公式サイトより引用

■ネットワーク

新しいスマートフォンの登場とともに、ネットワーク技術も
進化してきました。日本国内では、現在第5世代移動通信システムである
5Gの規格化が進んでいます。

iPhone7/7 Plusでは、iPhone6sと比べて50%以上、iPhone6と
比較すると3倍速くなった、最大450Mbpsの4G LTEが搭載されています。
LTEは最大25の周波数帯を利用できるので、世界各地でローミング接続を楽しめます。



■Apple Pay

日本でのサービス開始が正式に発表されたApple Payに、
iPhone7/7 Plusも対応しています。Felicaに対応したiPhone7/7 Plusでは、
Apple Payが新たにサポートするSuicaも利用できるため、公共交通機関での
支払いや、カフェやコンビニなど店舗での購入などに使えます。

SuicaカードやSuica定期券の登録、管理は、iOS標準アプリのWalletを使います。
このアプリに、クレジットカードやプリペイドカードなどとともに登録しておくと、
Walletに登録したクレジットカードなどを使い、iPhone上でSuicaのチャージをすることも可能になります。

スイカ.jpg
apple公式サイトより引用

続いて、iPhone7/7 Plusに搭載されるiOS10の機能について
チェックしていきたいと思います。

WWDC2016でiOS10が発表され、iPhone7/7 Plus発売直前となる
日本時間9月14日に正式に配信されました。
対応機種は、iPhone5以降、iPod Touch(第6世代以降)、
iPad 第4世代以降の端末で使用できます。

■ロック画面が進化

iPhoneを持ち上げるだけでスリープの解除が可能となる
「Raise to Wake」機能を新たに搭載します。
またロック画面での通知の表示方法も変わりました。
「3D Touch」によって、ロック画面から直接メッセージへ
返信することもできます。

ロック画面を左右にスワイプすることで新たな動作も
可能となっています。従来は下部から上にスワイプすることで
呼び出せたカメラは、ロック画面を左にスワイプすることで
起動できるようになりました。
またロック画面を右にスワイプすると、情報量や機能が
大幅に刷新されたウィジェット画面が表示できます。

このあたりはずいぶん変わったので、慣れるまで
ちょっと戸惑いがあるかもしれません。

■Siriをサードパーティへ開放

Siriが開発者向けに開放されたことにより、標準アプリ以外でも
Siriを活用できるようになりました。

iOS10で搭載されるSiriKitでは、Uberなどの「ライドシェアリング」、
LINEやFacebookメッセンジャーなどの「メッセージ」、
Skypeなどの「音声通話」、「写真検索」、Square Cashを
はじめとした送金アプリなどの「ペイメント」、「ワークアウト・フィットネス」
以上、6つのカテゴリに限ってSiriを利用できるようになっています。

■キーボードの強化

iOS10では、予測変換の精度が向上するなど、キーボードが強化されます。
入力している文脈から場面や状況などを読み取って、高度な予測変換候補を
提示してくれます。Siriで学習した言葉も反映されるため、さらに予測変換機能となります。

■「写真」や「マップ」などの標準アプリの強化

「写真」アプリの大幅な進化は、iOS10での注目の新機能のひとつです。
独自の写真解析技術を活用し、顔や背景などを認識して、自動で
カテゴリー分けできるようになります。

写真の被写体すべてを解析し、場所の認識もできます。
認識した写真のカテゴリー分けでは、4,000を超えるタグ付けを行い、
より精密に管理されます。そして、自動で振り分けられた写真や
動画のスライドショーも自動で作成されます。
BGMを付けたりできるなど動画の編集も可能です。

「マップ」アプリでは、まずUIを刷新しています。
そしてスケジュールから移動先を示したり、検索結果から
細かい条件でフィルターできるようになったりと、
使い勝手が向上しています。

またナビゲーション機能も強化され、リアルタイムな交通情報を取得できます。

そのほかにも、一部のiPhoneで利用できる”動く写真”
「Live Photos」の編集ができるようになります。

■大幅に進化した「Apple Music」

「Apple Music」ではデザインを大幅に刷新しました。
アートワークが際立つような表示に変更され、フォントも
見やすくなっています。そして今まではサードパーティアプリなどで
提供されていた「歌詞表示」機能に対応するようになりました。

■Homeアプリの追加

iOS10から新たにスタンドアロンアプリとなったのが「Home」です。
AppleのIoTプラットフォームである「HomeKit」に対応した製品では、
これまでそれぞれの製品に対応した専用アプリなどでの操作が必要でした。
しかし「Home」アプリによって、一元管理できるようになります。


iPhoneの「Home」アプリやコントロールセンターからも操作できます。
例えばガレージの扉を開閉したり、部屋の照明やエアコンを
コントロールしたり…またSiriと連動するため、タップレスに
話しかけるだけで「HomeKit」対応機器を操作できます。
外出先でも、自宅にApple TVまたはiPadがあれば、遠隔操作することも可能なのです。

■電話機能の改善

iPhoneの基本的な機能である「電話」アプリも便利な新機能が追加されます。
これまでは留守番電話の内容は、再生して聞くことで確認していました。
しかしiOS10では、留守番電話の内容を、音声とともに文章に書き起こして
保存してくれます。文字で確認できるものは再生する手間が省けます。


また、連絡先登録されていない相手から着信があった場合、
素早く相手の電話番号を検索し、迷惑電話(スパム)でないかを判定します。

■多くの新機能を追加した「メッセージ」アプリ


iOS10の発表の中で、一番内容が濃かったといっても過言ではないのが
「メッセージ」アプリについてです。日本では「LINE」などが
メッセージアプリとして定着しているので、iOSの「メッセージ」アプリは
あまり利用していない人も多いかもしれません。
しかしiOS10のアップデートを機に、ちょっと触ってみたくなるのではないでしょうか。

まず、iMessageで画像が送信可能となりました。
そして「メッセージ」アプリにカメラボタンが追加され、
いちいち「カメラ」アプリに切り替えなくても、リアルタイムで
撮影して送信することができます。
またYouTube動画が送信されてきたら、「メッセージ」アプリ上で
再生できるようになります。

絵文字は従来より3倍大きく表示できるようになり、入力した文字を
タップして絵文字に変換する機能も追加されました。
さらには吹き出しに特殊効果がつくようになり、例えば指で
こすらないとメッセージの内容が見えないような方法で送受信することができます。

「LINE」のスタンプのようなステッカーが追加され、それ専用のストアも
オープンします。画面全体を使うフルスクリーンエフェクトや、
送られたメッセージに絵文字のようなアイコンでリアクションを返せる、
手書き文字での入力も可能になるなど、新たに生まれ変わったアプリとなりました。

■iPadで3列表示に対応、Safariの2画面表示も可能に


iPadで画面を左右分割表示できる「Split View」ですが、
iOS10からは標準ブラウザの「Safari」でも利用できるようになりました。
2画面で別々のサイトを表示できます。

以上、いかがでしたでしょうか。